20

今日は誕生日だったりする。
華の十代もいつのまにか終わってしまった。


書く、という行為は、時間も気力も相当に使う行為であるし、
また方向性が決まっていない段階で書くということは、
そのことによって自分が何か規定されてしまったり、もしくはそれに使った労力がまったくの無駄になってしまう可能性を考えると
非常に怖いことであるけれども、
それでもとりあえず何か書いてみる、ということが重要であるのは、
言葉によって「しか」引っ張りあげることの出来ない事柄というのも存在するからである。
自分の外部に手がかりを見つけること。
ゆっくりでもかまわないから、何か書いてみよう、と、思う。
そんな20代最初の一日。